Utopiosphere/Miliの歌詞と和訳。世界観考察!


Utopiosphere/Miliとは?

「Utopiosphere」は2013年1月5日にYoutubeのMiliオフィシャルチャンネルにアップされた曲。

スマホ向け音ゲー『Deemo』に採用されたことで、多くの人に知られることとなったMiliの代表曲です!

今回はこの「Utopiosphre」を和訳し、その世界観に迫ってみたいと思います。

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そもそも「Utopiosphere」とは?

これは造語であり、「Utopiosphere」と言う単語は存在しません。

前半部分は「Utopia(ユートピア)」、すなわち「現実には存在しない理想郷」のことを指していると思われます。

後半部分は「Sphere(スフィア)」、すなわち「球体、天体、領域」を表すと思われます。

 

この2つを組み合わせると「現実には存在しない、理想的な領域(空間)」を示すのではないか、と考えられます。

この曲の表す「理想郷」がどのような場所なのか、歌詞を和訳しながら見ていきましょう!

「Utopiosphere」の歌詞と和訳

※歌詞はMiliの公式ホームページより引用しました。(※2017年7月末現在は非公開です)

※訳はオリジナルです、転載禁止!

公式に和訳も出ていますが、今回は意味も含めたオリジナルの訳をつけてみました。

だいぶ意訳になっています。

 

Step through the gate into Utopia

(扉をくぐり 理想郷へ足を踏み入れよ)
Sink into a world of Melodia

 (旋律の世界へ 深く潜ってゆけ)

Black lace

(黒いレースのように)
Euphoberia hurries away

(ムカデが急ぎ、立ち去る)
Tiny legs

(小さな足が)
Leaves behind a track of cardioid

(カーディオイドのような足跡を後に残していく)

※カーディオイドはDTM用語です

 

Twisted creation

(歪んだ創造物)
Phosphorescent apparition

(青白く光る亡霊)
Heart disorientation

(心は方向感覚を失い)
Bemusement

 (場所も、時間も、自分さえもわからずに困惑する)

 

Merry go ‘round and around

(メリーゴーランドが回る回る)
Misery go ‘round and around

(苦しみもくるくる回る)
Quandary go ‘round and around

(困惑の中、回る回る)
Merry go ‘round and around

(メリーゴーランドがくるくる回る)

Tick-tock

(チクタク)
Time doesn’t stop

(時は止まらない)
Prepare your doubts

(貴方の疑いの、準備をして)
Eat them up

((その疑いを)進んで受け入れるように)
Quaff down

(飲み干して)
The pus of thoughts

(思考の膿を)
Red sand flows out

(赤い砂が流れ出す)
Sweet mouth

(甘い口から)

The sky is painted in Lunacia

(空は※狂気の色に染められていく)

※Lunaciaは造語なので、本家の和訳を参考にしています
Florets slashed open the vein of tears

(小さな花は涙の静脈を切り開く、涙があふれる)
Misfortuna

(不幸よ)
There is no escape, my dear

 (逃げ場はないのよ、私の大切な人…)

The world undergoes Photosynthesia

(世界は光合成を始める)
Transform endless anger to Ecstasia

(終わりのない怒りを恍惚に変える)
Connect your nerves

(あなたの神経をつなごう)
To the system of Philosophiofantasia

(幻想哲学のシステムへと)

世界観の考察

暗い。

「理想郷 とは」でググりたくなるレベルで暗い。

 

まずイントロで子供の声で「cry?(泣いてるの?)」と聞かれている時点でなんとなく嫌な予感はしていましたが、和訳してみたら想像以上に内容が暗い。

「理想郷」と名のついているはずの世界には「ムカデ」、「歪んだ創造物」、「青白く光る亡霊」が居り、自分自身も見失っていく。

楽しげなメリーゴーランドと一緒にくるくると踊るように回るのは「悲惨さ」や「困惑」。

 

「疑惑」を信じ込んで受け入れて、自分の「思考の膿」を飲み干して、そんなものすら「甘い」と感じてしまう口からは「赤い砂」があふれだす。

空が「狂気の色」に変わり、「小さな花」を見て涙があふれだしても、もはやどこにも出口がない。ここは「理想郷」

 

世界が光合成をはじめ、怒りをエネルギーに「うっとりとした心」を作り出していく。

あなたの神経を「理想郷を描くことのできる哲学」のシステムにつなげば、あなたも幸せになれるはず

たとえここが、この通り暗く歪んで悲惨な「理想郷」だとしても

 

重い。

ところどころに入っている子供の声や、赤ちゃんの泣き声。

それに動画に使われているイラストが「人の体」に見えると考えると…。

(画像はYouTube『Utopi0sphere』より)

まあどうしても「流産」という方向に思考が行ってしまうのですが、この点に関してはあまり突き詰めずにおきます。

曲の世界観を強く変えてしまう恐れもありますので…。

 

ただ、動画に使われている画像で天使のような羽の生えた人が逆さまに落下していること。

また、落下した先の一部だけ草が生えて明るい空間に「∞(無限大)」のマークがあること。

そしてその∞の前に、金色の壁のようなものがあることを考えるとすると(以下の画像参照)

(画像はYouTube『Utopi0sphere』より)

天使は地面に落ちることで無限大の可能性を手に入れることができる。

または無限大の物を見たり、聞いたり、経験することができる。

 

しかし、そのためには(自らのいた世界から)落下することが必要。

また、金の壁を通り抜けることが必要。

とすると、やはり「何かを失う曲」なのではないかあるいは「何かを失った現実から逃れたいと思う気持ちを表した曲」なのではないかと考えてしまいますね。

だって歌詞が重いんだもん。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ほの暗い世界観が見えてくると、また曲も違って聞こえてくるのではないでしょうか。

 

この曲を聞くことのできる音ゲー『Deemo』もかなり面白いので、興味のある方はそちらもぜひプレイしてみてくださいね。

『Deemo』日本版公式サイト

 

ではでは(‘ω’)ノ

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