岩手県立美術館でジョルジョモランディのワークショップに参加してきたよ!レポ。


毎日暑いね!

もうすっかり夏だね。こんばんは、狐です。

今日マジで暑かった…。出かけたんだけどすっかり日に蒸されたよ…。あちぃあちぃ。

 

さて、今日どこに行ってきたかっていうと岩手県立美術館で「ジョルジョ・モランディ」のワークショップに参加してきたのでそのレポ!

すっごく楽しかったよー!ではではさっそく行くよー!

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ワークショップ全体の流れ

今回のワークショップは抽選だったので、事前に岩手県立美術館のホームページから応募してたら見事当選!やったー。

ワークショップのテーマは「描いて考える、モランディの世界」

そもそもジョルジョ・モランディって誰やねん、て言う人も多いかもしれないので軽く説明するね。

 

モランディはイタリアの画家。

前衛的な画風を好んで世間がどんどん新しい絵を求めていく時代に(有名なのはピカソ)、自分のスタイルを貫き通した人。

モランディの静止画

素朴で地味なものを好んだモランディは住んでたイタリアはボローニャから旅行に出かけることはほとんどなくて、自分の部屋の中か窓から見える風景を描き続けてたんだって。

 

でも実は「描く対象」にめちゃめちゃこだわってて、モチーフに使ってた箱のようなものは自分で木を組み合わせて作ってたり、瓶に意図的に色水を入れたり色を塗ったりして色彩を変えたり、そんな色んな工夫を凝らした上での描写だったんだよねぇ。

モランディは光と影にものすごく神経を使ってたからモチーフの配置にもすごく敏感で、机や床に鉛筆で印をつけたり窓を何度も開閉したりして環境を作り上げてたんだって。

なかなか面白そうな人でしょー?

ではワークショップレポに行くよー。

 

午前の部

朝9:30に集合して美術館のスタジオ入り。

初めて入ったけどそこそこ広くて、ライトやカーテンなどの設備がなかなかしっかり整ってる。期待できそう。

 

10:00、説明開始。今回の参加者は狐含めて10人!小人数だと色々見てもらえそう。

まずは今回のワークショップの概要から。

ワークショップは今まで神戸、東京ステーションギャラリーと来て、盛岡で3回目なんだって。

東京ステーションギャラリーってどこだ?あの北口のすぐ横あたりかな?一回行ってみたいんだよね…。

ワークショップでは、モランディが表現するにあたってどんなモノや思考が元になったのか、実際に描いてみて表現を体感するのが目的とのこと。

画家の真似して絵を描くなんて初体験だね…。

 

さて、まずは画家の元をたどるよ。

モランディの部屋を再現したスペースを見ながら解説を聞く。

モランディのアトリエは、今も「モランディの家」としてボローニャにあるんだって。行ってみたいねぇ…。

モランディの部屋は結構狭くて、窓は1つだけ、他の窓はモランディ自身が光の調整のために打ち付けちゃったんだって。頑固か。

そんな部屋には机が二つ。どちらもモチーフが置いてあるんだけど、片方は高さ130センチとかなり高い机。

でも実はモランディは身長が190センチ超とかなり高かったらしくて、そんなモランディから見れば高い机の上のモチーフも見下ろす形になるんだって。へー面白い。

 

次は展示について。

県立美術館のモランディ展は、モチーフ毎に飾られてる。なんでかっていうとモランディは同じモチーフを描き続けた人だから、同じモチーフでも構図やタッチの違いを見てほしい、とのこと。

確かに、あとでゆっくり展示を見てみたらびっくりするくらいほっとんど描いてるものが同じ。なのに一枚も同じものがない。

めっちゃ面白かったよ、何度も絵と絵をうろうろしながら見たのは初めてw

 

ここで一度スタジオを出て、実際に展示を見ることに。

実は狐、まだモランディ展見てなかったんだけど、ここで常設展も含めたチケットをもらえた!めっちゃハッピー。しかも学芸員さんの説明付きなのが嬉しい。

学芸員さんのお話はだいたいさっき狐が説明したモランディってどんな人?っていうお話。狐の話?ええ、学芸員さんの受け売りですw

さらっと説明を聞いた後、ちょっとだけ自由時間。

ここまでで大体1時間くらい。すでにかなり充実してる。

 

さて、大体午前11時。ついに描き始める。

モランディがモチーフにこだわってた人、っていうことも含めて、モチーフの選択から配置、光の加減まで自分たちで決めることに。

20160522_110929

こんな感じ。

置くものも配置も自由に決めておk。

ポットとかじょうろとか謎の入れ物とか、モランディっぽいものを選んで置いてみる。ここはモランディの真似をしてかなり精神を使ってみる。楽しい。

 

そして製作開始。

まずは画用紙に下描きをして実際にカンバスに描く構図を決める。

カンバスの大きさは30×41。

ワクワクしながら描き始めたものの、ここからが短かった…!!

20160522_130042

構図が決まらない狐の図。

必死で描いてると時間なんて一瞬だよね…。

カンバスに下描きが終わったか終わらないか辺りであっという間に12時に。

お昼休憩1時間は、くっそ暑い中、車のドアを全開にしてパンをもしゃもしゃ食べました。メロンパンうめぇ。

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午後の部

13時にまた集合して、色塗りについての説明。

モランディは画材にもこだわってて(やたらこだわりの多い人だな)、油絵具は自分で顔料を油で練って作ってたんだって。

だから色はもちろんのこと油の配分で出る照りとかも、全部意図して作ってたとか。何それめっちゃ神経使う…。

しかも、モランディの絵は何年経ってもひびが入ったり劣化している様子がない。これもこだわりの証拠なんだって。もはや職人かよ…。

 

モランディっぽい絵を描くポイントは3つ。

  • グレーの諧調で影を表現。
  • 輪郭線を取りすぎない。
  • 陰影で形を作る。

ここからアクリル絵の具でひたすら色塗り。

途中、14時に休憩を20分挟んであとはひたすら描き続ける…!

20160522_130050

画材の色が豊富で楽しい。

休憩明けにもポイント指南があったよ。

  • 色は均一に。面で色を塗ること。
  • 輪郭を取らない、とはいっても、物と物の境目ははっきりさせること。
  • 全体の調和を図り、一つだけ飛び出る色などを作らないようにすること。

ねえ、こんなシンプルな絵なのにくっそ難しいんですけど。(だから評価されてるんだけどさ)

モランディの静止画

今回のワークショップでマジで実感したけど、絵を描いてる間ってホント集中するから時間なんて一瞬だね…。

びっくりするほど何も感じないまま、無心で数時間が経過したよ…。軽くタイムスリップ体験…。

あっという間に15時半になってお片付け&感想発表。

20160522_154403

皆さんびっくりするくらいうまいんですけど。

でもやっぱり「モランディみ」、略して「モラみ」を出すのはみんなかなり苦戦したみたい。

実際かなり難しかった、シンプルに描くのと目の前のものをリアルに描くのを両立させるって…ハードル高いよ…。

 

感想・まとめ

描いてみてわかったモランディのすごさ。

実際に描いてみるのとただ絵を見るのでこんなに違うか…!!ってくらい違った。

シンプルに、単純に、簡単そうに見える絵がなんでこんなに難しいの…!!ってくらい難しかった。画家すげぇ。(語彙力)

 

描いた後で展示を見たら、自分がどんな絵を描きたいのかがすごくはっきり見えてとっても良かったよ。

色を付けるのか、モノクロなのか。

画材は水彩か油絵具か鉛筆か。

描くのは静物か風景か人物か。

そんな色んなことを、自分が制作するときに置き換えながら絵を見るっていうのは、普段の美術館とはまた全然違った楽しみ方でとっても良かった!!

 

今回のワークショップ、思ってたより(というか全く)スタッフさんからの指示や指導がなくて各自自由に描くっていう感じだったんだけど、もっとそれぞれの個性に合わせて「モラみ」のアドバイスがあったら嬉しかったなぁ。

特に狐みたいな「おえかきしょしんしゃです」みたいな人は、そもそものデッサンから「助けを!助けをくれ!」って感じだったw

 

でもマジでめちゃめちゃ貴重な体験でした!全然うまくまとめられてないけど!w

ではでは、マッスルマッスルー!

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